日本から1番近い南国として有名な「フィリピン」
そんなフィリピンは、留学地としても人気の高い国の一つですが、フィリピン留学といえば多くの方は「セブ島」をイメージするのではないでしょうか?
そんな中、ここ最近フィリピン留学の穴場スポットとして「バギオ」が注目されているのはご存知でしょうか?
今日はバギオ留学のメリットとデメリットを徹底解説していきましょう!
フィリピンの軽井沢!バギオってどんなところ?
フィリピンのマニラからバスで約5時間!
標高1,500メートルの位置にあるバギオは、フィリピンの避暑地として有名で、年間を通して温暖なフィリピンの中でいて、年間平均気温が「23度」と大変過ごしやすい気候です!
フィリピン特有の「雨季」は、6月くらいから5月くらい続きますが、基本的に雨が降りっぱなしというわけではなく、雨季の間降ったり止んだりが続いたり、スコールが突然やってきたりすることは多いので、気をつけて過ごしましょう。
バギオの場所
バギオは、フィリピンの北ルソン島の山間部にあり、現地の標高は1,500メートル越えという山の中にある独立都市です。
高度が高いことから、日中でも23-25度くらいまでしか気温は上がらず、温暖なフィリピンの中では涼しい環境になっています。
人口は50万人以上おり、元々米軍キャンプがあった広大の土地には、高級住宅街や遊園地、そして多くの語学学校などがあり、涼しさを求めてやってくるフィリピン人観光客や、海外からの観光客も多く訪れています。
マニラからはバスで約5時間ほどかかるため、少し移動には苦労しますが、自然豊富な環境で心も体も落ち着ける場所です。
バギオの治安は?
バギオは、フィリピンの富裕層と言われる方々が多く住んでおり、陸軍の士官学校もあることから浮浪者やスリなどがとても少ないです。
フィリピンで最も治安のいい地域であるといわれていて、女性がひとりでも歩ける街ではありますが、スリなどは少ないというだけで、日本ほど治安がいいわけではありません。
市街地ほど直接的ではないにしろ、子供の物乞いに囲まれてお金や貴重品を求められたりすることもあり得るので、海外にいるということは忘れずにいましょう!
バギオの特色
バギオには陸軍士官学校や医科大学をはじめ、たくさんの大学が存在することから、フィリピン国内の教育都市として有名です。
治安がよく、保護者が安心して子供を預けられる環境であることに加え、過ごしやすい気候が勉強の場として最適な環境になっているようです。
日本からバギオへの行き方
日本を出発してから、バギオまでは少し時間がかかります!
バギオ留学を検討中でしたら、経路をあらかじめ押さえておきましょう。
ニノイ・アキノ国際空港(マニラ)到着
フィリピンで1番大きい国際空港で、成田や羽田、関空など日本の主要国際空港からであれば、ほとんどの空港で直行便があるので、フライトを探すのに困らないでしょう。
時期にもよりますが、直行便で大体3-4万円程度で往復のチケットを購入できます。
クラーク国際空港到着
ここ数年でオープンした、フィリピン第三の国際空港であるクラークへは数が少ないものの、「関西国際空港」や「成田国際空港」から直行便が、週3本ほど出ています。
関西や関東方面にお住まいの方は、クラーク経由でバギオにくることも選択肢の一つです。
各空港からバギオまで
各空港からバギオまでは、バスでの移動が基本となります。
バギオの学校は協定を結んでおり、留学生専用に2週間に1回の入校日に合わせたバスを定期的に出していますので、そちらに乗って向かいます。
・ニノイ・アキノ空港から 約5時間程度
・クラーク国際空港から 約2時間半程度
バギオ留学は、勉強に集中できる環境!
フィリピン1の教育都市であるバギオには、留学生向けの語学学校も多く存在します。
とくに韓国やアジア圏からの留学生が多く、街を歩いていると韓国人とすれちがったりすることはよくあります!
逆に日本人の留学生は少なく、母国語を使う機会が少ないので英語を学びやすいですね。
バギオの語学学校には質のよい教師が多く、授業内容自体もスパルタで、しっかり英語を勉強したいという方向けの学校が主流です。
平日は一切外出禁止だったり、早めの門限を設けている学生寮も多く、母国語を話してはいけない規則(English Only Policy)がある学校もたくさんあります。
快適な気温と本格的な教育環境がそろっているバギオは、しっかり英語を勉強したいという方には大変よい環境なのではないでしょうか。
バギオ留学のデメリットは?
ここまでバギオ留学のいいところを上げてきましたが、やはりちょっと心配な点もあります。
山の中なので、少し雨季が長め!
バギオは5〜10月までが雨季となり、雨がよく降ります。
また、バギオのある北ルソン島は、台風がよく発生する地域のためとても気をつけなくてはいけません。
スコールのような激しい雨が短時間に一気に降ることもあり、うんざりするかもしれませんので、雨が好きではない人、外に出かけたい人は11〜5月の乾季に留学するようにしましょう。
セブに比べて娯楽は少なめ!
バギオは山のなかにあり、セブ島やマニラに比べるとやや田舎です。
飲食店やショッピングモールもありますが、クラブやKTVなど南国といったらなお店は少ないです。
もちろん休暇時にセブやマニラに遊びに行くこともできますが、割り切って勉強に集中しましょう!
バギオにも観光スポットはいっぱい!
気候が快適で治安もよいバギオには、遊び場が少ないかもしれませんが、観光地としても魅力的な街です。
豊かな自然や生活や歴史に根ざしたバギオの観光スポットを、いくつかご紹介いたします。
バギオ大聖堂
フィリピン人の約95%はキリスト教徒であるといわれており国内にはたくさんの教会がありますが、その中でもバギオ大聖堂は非常に美しい教会として知られています。
神秘的な白と涼しげなパステルブルーのコントラストが荘厳なバギオ大聖堂は、精巧な宗教像や上品な色使いの美しいステンドグラスが特徴的です。
現在も利用されている教会であるため、平日は2回、休日は4~9回ミサがおこなわれます。
アシン温泉
温泉は、私たち日本人には馴染み深いですが、フィリピンでは大変珍しい場所の一つです。
Asin Hotspring(アシン温泉)は、バギオからジプニーなどを使ってアシンロードを標高約300メートルまで下った場所にある温泉街です。
アシン温泉には主にFooten Hotspring、Palm Grove、Sinot Resortの3つの温泉施設があり、地元の人々にも親しまれています。
勉強で疲れた体をリラックスさせるために、留学生も多く訪れる場所となっています。
サヌワン・ビーチリゾート
バギオは山に囲まれた場所ですが、バギオから車で2時間ほど行ったところには、ビーチを楽しめるスポットがあります。
波が高く、サーフィンのメッカとも言われているため、サーフィンを楽しんでみたい方やマリンスポーツを楽しみたい方には大変おすすめです。
バギオで人気の語学学校3選
バギオはフィリピン随一の教育都市のため、たくさんの語学学校が点在しています。
ネクスペ留学がおすすめする学校3校を紹介していきます!
PINES International Academy
バギオの語学学校PINES、2001年に開講したフィリピン留学の草分け的な学校です。
開校以来、一貫して「スパルタ式教育」を掲げており、生活や学習進捗など徹底した管理体制を長年積み上げてきた実績があります。
現在は、メインキャンパスとチャピスキャンパスの2校舎があり、メインキャンパスでは一般英語コース、チャピスキャンパスでは試験対策コースと分けて運営しています。
API BECI
2003年にバギオに開校した「API BECI」は、テラスや緑あふれた環境、バギオの心地よい環境の中で、開放的な留学生活を送りたい方には大変おすすめな学校です。
学校自体は20年以上の歴史があり、長年培われた学生管理システムにより、生徒一人ひとりの成績管理を行なっているため、細やかなフォローを行なっていただけることも注目ポイントです!
Baguio JIC
バギオの語学学校JICは、2006年に開校した比較的歴史のある学校です。
非常に広大な敷地には、キャンパスやドミトリーのほか、本格的なスーパーマーケットやカフェなどもあり、自然豊かな中でゆったりと勉強に励むことができます。
また、多様なカリキュラムが用意されており、特に「会話力」に特化したコースは、独自のトレーニングカリキュラムを用意し、生徒個々の能力と進捗を徹底管理していることで、非常に効率的に学ぶことができます。
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